遊び方
公園や森、どこでもできるネイチャーゲームです。
目を閉じて、まわりの音に耳をすませます。どんな音が聞こえてくるでしょうか。音の数を数えてください。違った鳥の声が聞こえたら、ひとつひとつ指を折って数えてみましょう。そして自然の静寂さに気づくこともできるでしょう。
幼児の場合は、1分くらいの時間がたったら、どんな音が聞こえたか、教えてもらいます。何の音かわからない場合は、サラサラとか、ピューとか、擬音でも構いません。
このゲームは、生き物の鳴き声や、風の音、水の音など、自然のいろいろな音に気づかせるとても優れた遊びです。
ネイチャーゲームが育むこどもの力
自然への好奇心が芽生える
ネイチャーゲームを通して、子ども達は自然について興味を持ち、あらゆるいのちの尊さに気づきます。
「なぜ?」と感じたことを自分で考える力
“自分で考え自分から行動する力”を伸ばします。知らず知らずのうちに、考えることの楽しさを身につけてゆきます。
ありのままを受け入れ、自己表現する力
勝ち負けや優劣ではなく、好きなものや感じたことを”認めてもらう”経験をすることで、ありのままの自分を好きになり、自信をもてるようになります。
人それぞれの考え方や行動を尊重する力
感覚や感じ方が人それぞれ違うことや、虫たちにもそれぞれの役割があることに気づくことで、”ひとり一人は違って当たり前”と感じることができるようになります。
そして、自分以外の人の意見や行動を尊重する考えがはぐくまれてゆきます。